金融が危ない

 7月4日、長期金利の指標となる「10年モノの新発国債」は、値がつかず取引が成立しなかった、売買が成立しないのは今年になって6回目だ。
 
 売買の不成立は、2001~13年には1日もなく、昨年も2日だけだ、半年間で6回もあるのはやはり異例である、値がつかないのは買い手がいないからで、国債市場はもはや死んだも同然だ。
 
 いま生保や大手銀行は資金をどんどん海外に流している、欧米の中央銀行が、金利政策の正常化に舵を切り、ドルやユーロの金利が上昇し始めているためだ、このままでは、戦時中と同じように日銀が国債を直接引き受けをするような事態になりかねない。
 
 一方、日銀によるETF(指数連動型上場投信)買いもすさまじい勢いだ、6月の中旬以降ほぼ連日買っている、1回当たり703億円買っているので、2週間で7000億円も株を買い上げている計算だ。
 
 そして、年金、共済、ゆうちょから国債を買って株を買わせる、安倍内閣の支持率を下げないためだろう。

貼り付け元  <https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233028>


東日本銀行に業務改善命令へ=不適切融資、審査も不備―金融庁

貼り付け元  <https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180712-00000121-jij-pol>