10 結婚

 10 結婚

 

 国中から人が集まるため結婚式は3ケ月後に決まった。

 

 皇御国は共和国で本島だけでも大きく周りの、北島 南島 下島と大きい島があり小さな島も多くあり、端から端までで約3千キロぐらいあるらしい。

 

 皇御国は交易船が1年かけて往復しているぐらい広いのだ、大きい島にいる 親類だけは出席してもらわないといけないらしい。

 

 が・・・・・親類が全員、3週間で・・・・・来た。

 

 神の神託で連絡が行き、軍用の高速船できたらしい

 

 ど・どどどんだけー・・・早いんだ!

 

 予定変更であと1週間後に結婚式をすることになった。

 

 バラキは思う、レビの母親カンベ・サラ となぜ会ってこなかったんだろう?挨拶するのが怖い ほかの親類にも挨拶するんだろうな、どうすれば良いんだ~~~~

 

 サラの兄で王のスメラ・アシュラ

 

 サラの弟次男 スメラ・イシュマ

北島の族長の娘と結婚し北島に住んでいる、海の幸を乾燥して本島に送り布や塩や香辛料などと交換している。

 

 サラの三男 スメラ・イサク 

南島の族長の娘と結婚し南島に住んでいる、香辛料を生産していて大陸からの侵略者が来て戦争になることが多い。 

 

 バラキはラビとレビに連れられてカンベ・サラに挨拶しに行き、その後ほかの皆様にも挨拶しに行った・・・バラキは緊張しすぎて何が何だかわからないまま挨拶が終わった。

 

 神託で選ばれたことや不正を暴いたこと人事や紙を作ったことなどで、皆様はバラキに期待していた。

 

 結婚式も緊張と酒で、バラキは何もわからず終わってしまった。

 

 結婚後レビは忙しくなりバラキはレビなしで活動することになった、何故か生き生きしてるバラキがいた。

 

 バラキのやることは変わらない、各地を回って祈祷と占いをする。

 

 バラキの選んだ官僚トップの八白土星人ドン・エビラの相談で、国で一番困っている紙の増産を手伝うことになった、全然たりないのだ。

 

 エビラの依頼でエビラの部下の六白金星人ケー・タカシと、紙の製造現場で事情を聴く。

 

  紙を作る人は増やしているが、需要が多く間に合わないのだそうだ

 

 バラキは祈るそして、色んな草や木で紙を作れないか試すよう頼んだ、現場のリーダー一白水星人 ス・チタンが繊維を探していたがどろどろになる植物を見つけた。

 

 これで紙は作れなかったが、バラキはこれで繊維をくっつけられないかと思い、試してみるようチタンに頼む。

 

 チタンが木の繊維が良さそうと言うので、木の繊維を使うことにした。

 

 チタンたちは木を蒸して皮を取り内側の白い所を使うが、うまく取れず干して乾かした後また水でふやかし繊維を取る。

 

 綺麗な物だけ取って繊維を叩いて水とどろどろを混ぜ紙を作ってみた、ガサガサしていて真白じゃないが紙ができた。

 

 バラキはまだ改善できると思い、チタンたちにさらに研究させた。

 

 チタンたちは、繊維を灰で湯でて洗って天日で干して川でまた洗ってから綺麗なものだけ選んで、繊維を叩いて作ると白い上質紙が出来た。

 

 日よけに使っていたすだれに、どろどろした繊維を流してゆする、水が抜けると繊維が残り紙ができる、できた紙を重ね乾かし一日置き重しを乗せさらに水を抜く、それを板に張り付けて天日で乾燥板からはがしたのが新しくできた紙だ。

 

 タカシは木と川があるところで人を集め分業で紙を作り始め、上質の紙が出来上がり生産量も増え、紙は名産品になった。

 

  バラキは祈り 試行錯誤する、エビラやタカシに新たな相談をされる、バラキは彼らが苦手になった。

 

 タカシは紙工場からチタンを引き抜いて部下にして、紙を束ねて帳面を作ったり、記帳の仕方を統一したりの功績をあげエビラの一番の部下になった、バラキは何かあるごとに彼らに手伝わされるのだ。

 

9 使命

       9 使命

 皇御国にそのころ紙はなかった、太古はあったが今は文字しか残ってない、粘土・木の皮・葉っぱ・竹・木片などに書いていたのだ。

 

 国の行政は記録は大事なので、竹に書いていたが量が多く かさばるので大変だった。

 

 ラビの呪文や教文も竹や木片に書かれていて全部を文書化できていなかった。

 

 祈りの基本がわかったことで教文などを文書化しようと言うことになったが、かさばる物はダメだし動物の皮や布が かさばらないのだが、貴重品で数が集まらないし書きずらい。

 

 バラキたちは祈りの中にそのことを加え、日々試行錯誤していた。

 

 やがて草の茎を柔らかく砕いて縦横に並べ乾燥した紙ができた。

 

 紙が生産できるようになって国の記録も紙に代わり、経文も紙で作られるようになったのだった。

 

 紙で教文が広まり神様のことを民が認識するようになって、神の威光が強くなりバラキに神託が出た、「我が御霊を宿した部族が西のはてに12部族いる、探して我が納まりしこの皇御国に連れてくるように」

 

 バラキは聞く「だれがどのようにしていけばよいのでしょう」「バラキはレビと結婚して仲間を集め 船を作っていけ、他部族にも神託を下したのでなんとかなるだろう」

 

 バラキが驚き「え~~~~~結婚するの????」

 

 バラキに神託を聞いたレビは・・・結婚に躊躇するバラキに

 「不満なの(# ゜Д゜)」「そんなわけありません」

 

 バラキ13歳で結婚し王族になり、レビといっしょに仲間を探し 準備を始めることになってしまった。

 

 バラキは不運な男である・・・

能力もない、ただ占うだけで他に何もできない、つい 嫁に頼り切ってしまう。

 

 レビたちが王様に話を通し優秀な人材を探す、船も作り始め武器や物資もどうゆう物を持っていくか検討する。

 

 バラキは思う俺は運気がないし能力もない占いしかできないだからレビと相性の良い 二八五の土星生まれを中心に全ての星の生まれを連れて行って彼らに活躍してもらおう。

 

 そこで国とレビが選んだ人材からバラキが占いで人を選ぶことになった、バラキは思う土星生まれは凶方位の影響を受けにくいぞ彼らを船長にして遠征隊の代表にすれば凶方位の影響を受けにくいのでは、他の対策も必要かも長時間 長距離移動の悪影響は受けたくない、土星に生気なのは金星か土星の部下には金星が多くほしいな他は少なくてもいいだろう。

 

 バラキ16歳までに皇御国の西のはてにつき、仲間も集め18歳までに大陸の西のはて中東につく予定

 

8神の神託

           8神の神託

  皇御国では神の威光が弱くなっている対策として、神を祭る神事を増やす事になった。

 

 冬至夏至 春分秋分 の神事を大規模にやることになり、日々の祈りも民全員でやってもらうことにした。

 

 バラキも案を出すように求められ、供物のお下がりを食べて体調が良い事から、民にも食べてもらうよう提案した。

 

 役人たちや神官たちもその事にきずいていなかったが、寄進の対価としてお下がりを配る事になった。

 

 バラキがようやくラビの代理もするようになり、酉の刻に食事をご先祖様に捧げる神事もラビといっしょにやるようになった。

 

 バラキは農作物の占いや猟の占い政治問題も占うようになり、レビの指導の下実力が上がっていくバラキだった。

 

 皇御国の役人トップになった リシ・アベが年貢を上げ庶民が困っていた。

 

 大神官カンベ・ラビ様はきずいていたが、政治には口出ししなかった。

 

 アベはリベートを要求したり年貢を多く取ったり、庶民への救済物を横流ししたりの不正をやって、庶民を苦しめていたが証拠がなく、役人たちが一番実力があると推薦してトップになっており権力は絶大だった。

 

 バラキも食料難で苦しんでいる民たちに救済物をもっと出すように頼むが、アベは「もう出している救済されているはずだ」と取り合わない。

 

 バラキは庶民を救いたまえと日々祈っていた。

 

 バラキが占うとアベは役人にお金を渡して推薦してもらい、そのお金を調達するために不正をしているようだった。

 

 救済物の出庫状況や年貢の取り立て状況を調べ、アベが横領していることがわかり、お金をもらってた役人も処分され大粛清が始まった。

 

 アベの不正が次から次に明らかになりアベは失脚、庶民は救われたが実験を握っていた役人をやめさせたために、皇御国の行政に混乱が起きた。

 

 その時突然ラビに神の神託が下りて、バラキの占いで人事を決めることになった。

 

 バラキは不正に関係なかった役人の元の役職をできるだけ変えないようにして、トップを八白、副官に二黒、実務者に六白が来るように人事を決めた。

 

 この人事がはまり皇御国の行政の混乱は収まった。

 

 バラキは人事で成果を上げたことで認められ、祈祷や占いを頼まれることが多くなった。。

 

 バラキは占いは実績を示せているが、神の神託は一度も下したことはなかった。

 

 バラキは日々の祈りで神託を受けれるようになるにはどうすれば良いでしょうと問いつずけている。

 

 レビに聞いてもわからない。

 

 バラキは考える・・・・お祈りでおかげがあった時となかった時、どんな違いがあるのか?・・・

 

 細かく具体的に言葉に出して祈り行動した時はおかげがあることが多かった。

 

 レビは祈りの指導をするために言葉に出して祈るようにバラキに言っていたがそのことでおかげが多くなるとは思ってなかった。

 

 ラビに相談するとラビは日々の祈祷にそのことも入れてくれ、一ヶ月ほどして神託があった。

 

 それは正しい・祈りで重要な事は、口と心と行いが同じである事 思っているだけでも神にはわかるが、言葉を発する方が祈りは通じやすくなり、行動を起こさなければ神もおかげを与えようがない・・・気が付いたバラキをほめてやれ

 

 ラビはバラキをほめ、このことを祈りの基本として神官たちに伝えた。

 

 

7神々の皇御国

      7神々の皇御国

 神を認識させ神の思いを実現させるために、神は生き物を作った。

 

 太陽系で一度失敗し、2度目が地球だったようだ。

 

 生命が十分に育ち神が宿れそうな大サルも生まれ、銀河の中心から神が流星に乗って地球に来た。

 

 神の影響で大サルは角が生え鬼になり、神が宿った女の巨大鬼が1代で、地球をムーとレムリアとアトランティスに分けて支配し、高度文明を作り上げ300年ぐらい生きて白山に静まった。 

 

 鬼の子たちも晩年はその山のあるこの地で過ごし、高い山に静まるようになり、この地は実力のある鬼の王たちの墓になった、それが皇御国なのだ。

 

 ある時7つの流星が地球に落ち鬼族は滅んだ、生き残った鬼も環境が変わり体を維持できず、数代で小さくなって現在の人になってしまったのだ。

 

 その時に海ができムーとレムリアとアトランティスは海の底に沈み、皇御国は島になり皇御国を流星が削って月になったのだ、皇御国の海にはその時作られた深い海溝があり月には皇御国の遺跡もあるのだ。 

 

 海ができる時に物凄い洪水がありみんな高い山に逃げた、だから高いところに空飛ぶ船の港や町の遺跡があるのだ。

 

 神は生き物を増やすために海を作ろうとしていたが、アトランティスが神の意志に逆らって反乱を起こしたために、怒ってやりすぎて流星を落としすぎてしまったようだ。

 

  鬼が数を減らし退化して世界に散らばったため、神の御霊が薄れ弱くなり神の意志が反映されなくなってきた。

 

 そのため空飛ぶ船もあった高度文明がなくなり、鉄も作れず石器時代に逆戻りし、弱肉強食の乱世になってしまった。

 

 皇御国の民は墓を守ってきた鬼の子孫と、世界中から集まってきた鬼の子孫であり神の墓もあるので、文明はなくなったが神の威光は強く皇御国は、自然豊かで食べ物も水も豊富な地で、島国なので回りから攻められることも少なかったが・・・

 

 皇御国でも神託に魔が入ったり、未知の軍勢が来たり、攻めてきた敵を破っても褒美が出せなかったりと問題も出てきた。

 

 皇御国では墓を守る大神官は神の直系で、スメラ家がやることになっている。

 

 王もスメラ家で優秀な人材や部族たちと娘や息子たちを結婚させることで家系を増やし役職をになっていた。

 

 ラビを大神官にしたことで神の威光が弱くなっていることがわかり、その対策を神に祈り国で考えていたのだった。

 

 そんな中で突然神官の才能のあるかも知れない者が現れると言う神託があり、バラキが弟子入りし修行を始めたのだ。

 

 バラキはこの問題を解決できるのだろうか?

 

6大神官カンベ・ラビ

    6大神官カンベ・ラビ

 皇御国に魔が入って国が危なかった時、それを指摘して国を救ったのがカンベ・ラビだった。

 

 指摘した時は迫害されたがラビは主張しつずけた。

 

 皇御国に見知らぬ集団がやってきて、皇御国は武力で追い払おうとし、神官たちも追い払う神託を出した。

 

 カンベ・ラビは神官たちが出した神託は魔が入っていると主張し、集団と交渉するべきだと言ったのだ。

 

 そして集団を偵察すると皇御国よりも多くの強い軍隊を持っているのがわかった。

 

 皇御国は多数の強い軍がいることを知って集団と交渉したのだ。

 

 集団は戦う気がなく神の導きでやってきた、皇御国の人々と同じ神の子孫だったとわかり集団と交渉した結果、集団は皇御国の民となり皇御国の軍は強くなった。

 

 カンベ・ラビはこのことで認められて、神託に魔が入ってないかを見る審神と言う役職が作られ審神者になった。

 

 カンベ・ラビは審神の研究で多種の占いを調べ、神の助言をもとに複数の占いを合わせた干支気学を作り、神託に魔が入っても すぐに見抜けるようになり、神託を頼らなくても占いで先を見ることができるようになったのだった。

 

 このころの部族は血筋を重要視していて、国の大神官は神の直径つまり王家の者と決まっていた。

 

 血がつながってないと神が動かないと思われていたのだ、結婚すれば家族で血がつながるとされ、優秀なものを結婚させ家を継がせたり役職に就けたりする風習があった。

 

 そしてカンベ・ラビを王様の妹と結婚させ国の大神官にしたのだった。

 

 カンベ・ラビも三碧で奥様は九紫の最良の組み合わせで、ラビは奥様に退気 つくす運命でラビの占いと神託で奥様は周りの部族たちと次々に和睦し、大きな島4つの協和国を作りあげ、周りの国とも商売をしだし 海産物の干物を物々交換するようになった。

 

 カンベ・ラビは朝のお祈りの時以外は、奥様の仕事つまり国の仕事をしてるのだ。

 

 ラビたちは神託があり、運気のない三碧木星のバラキを見つけた。

 

 レビは神託もあり親のことも知っているので、バラキに期待しているのだ。

 

 レビは自分の知ってる全ての知識をバラキに教えているのに期待に応えないバラキにイライラして怒りぎみになるのだ。

 

 バラキは凡人以下で頭も良くない、すなおなだけでレビが教えても理解できないし覚えられない。

 

 しかし 供物のお下がりを食べお祈りの日々で神気に触れ、バラキの血の中の神が動きだそうとしている。

 

 イライラしながらもレビはバラキを鍛え、神事と占いを粘り強く教えるのだった。

 

 市中に出て占いを実践し村の祈祷などもし、実力を磨くバラキだが実力が付き血の中の神様が動き出すのはまだ数年先だった。

 

5占い色

   5占い色

九星盤の動きは

 下った後は必ず上がる世の中の波を表している、中宮から乾宮に下って 乾から兌に上がって 兌から艮宮の下がり 離に上がり 坎に下がり 坤に上がり 震に下がり巽に上がり 中宮に下る。

 

色には働きがあり、

 一六八の白は 白紙に戻すと言う意味や 潔白と言う意味がある。

 

 三は青で まだあおい(若い)と言う意味。(新、激しく動く、大きな声、虚)

 

 四は緑でえんです。(渕、枠外、遠方、未経験)

 

 七の赤は 明らかになる 今までやってきたことの結果がでる。

 

 二は黒で無や欲望(腹黒い)無欲 生存欲。

 

 五は黄で王 中央 老人 幼児 黄ばむ腐る古いなどの意味。

 

 九は 紫で高級尊い物と言う意味です。

 

 バラキが聞く「色も神の働きなのですか?」

 

 レビが答える「神を認識して 働きを認識して イメージするのよ」

挿絵(By みてみん)

           干支

挿絵(By みてみん)

 レビの説明「十干はね 四季が4旺でその間の変化が土用で5行それに陰陽を付けて10日ずつ数え 上旬、中旬、下旬、30日で月を数えたの、十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類なのよ、12支は12ケ月を表す4旺が上下左右で30度 四隅が土用で2つ支が入り60度、中宮は自分がいるところで支はないけど中の星には干支がつくのよ星と宮と別々の働きなのよ」

 

 干は幹で社会 環境 身体を表す

 

 支は自分 精神を表す

 

 三合はその年の支が生旺墓で強く結びつく、4つの3合木水金火で太歳の3合が強く働くと言う事です。

 

生ー旺ー墓

亥-卯-未 木局

寅-午-戌 火局

巳-酉-丑 金局

申-子-辰 水局

 

 レビが言う「宮や星の象意を合わせて見るの、象意を多く知っている方が良いのよ」

 

8退4㋐6殺

7殺9火2退

3生51死

 

寅-午-戌 火局

 艮宮は山 根本的問題 三碧は虚で、根本的問題点が表れ始める報道される?

離宮は離れる (陰を陽が挟んでいる)派手に見えるが中身は暗い 争い、四緑暗剣殺

結果は墓で乾宮一白 乾宮は目上や3倍の欲望、一白は穴から深い知識 九紫は広い知識 

 

 「みんな働き神イメージで覚えるのよ」

 

五行の吉凶

木火土金水木火土金水の順番で

1つ前が生気で大吉(助けてもらえる)

1つ後が退気で吉 (力を発揮できる)

2つ前が殺気で凶(尅す)

2つ後が死気で大凶(尅される)

木は水が生気 火が退気 土が殺気 金が死気

 

 [これは基本で違う吉凶もあるのよ」

 

 バラキが基本を覚えるまでレビの責め苦がつずくのであった。

挿絵(By みてみん)

 

  4 実践 

     4 実践 

「いつまでも同じことをしてもしかたないわね」

 

 「すみません 一生懸命やってるんですけど」

 

  「実践しましょう」

 

    「え・・・できませんよ」

 

     「できないから やるんでしょ」

 

      「・・・どうすればいいのですか?」

 

 「占いもイメージが大切なの、だから占う前に占うことについて神様に祈ってから占うの、絶対に全てに対して良くなりますようにと 愛で祈るのよ、ん~~~とりあえずこれを使ってみれば占えると思うの、まずは自分を占ってみて」  レビは相克図をバラキに渡した。

 

 「え・・・三碧木星は坤宮9紫退気だけしか良くないですね、三碧の像意は嘘で現れるですね、あっだから占いの才能があるのか」

 

 2殺7死9退

 1生㋐35殺

 6死8殺4

 

 「じゃー次は四緑木星を占ってみて」

 

 3㋐8殺1生

 2殺4木6死

 7死9退5殺

 

 「四緑木星も坤宮一白水星の生気だけ良いですね、私の三碧木星は巽宮暗剣殺です これは四緑は三碧に弱いということですか?」

 

 「正解あと三碧は巽宮暗剣殺で巽宮にいるときは力がなく不調な時なのよ、またバラキは巽宮の示す枠外 いつもと違う状態に弱いの、九星は暗剣殺になる宮が決まってるの」 

 

  「自分の弱いところがわかり、力がなく不調な時が決まってるんですね、それに単純に比和ではないのですね」

 

    「じゃー次は今年八白土星を占ってみて」

 

 7退3死5殺

 6退8土1殺

 2㋐4死9生

 

 「乾宮九紫生気 巽宮七赤金星退気 震宮六白金星退気が良いです、坤宮五黄土星艮宮二黒土星暗剣殺で二黒が示す庶民とか農業 低い土地とかに災いがありそうです」

 

 「乾宮九紫生気はどう見る」

 

 「人を見るのなら 目上に恵まれる、欲望が大きいなどでしょう、震宮六白金星退気は先見の明がある金運を見つける?、巽宮七赤金星退気はハプニングに強い外国取引に強い運送業の才能があるかな。

 乾宮を国や大手と見て九紫を考慮と見ると多いくの計画を立てるでしょうか」

 

 「まあまあね二黒と八白は五黄と暗剣殺が同じ意味の星と宮につくの」

 

 「悪いことが起きやすいってことですか、それじゃ八白土星の前の年は、二黒の示す悪い像意に対して農作物を貯蔵し暴動や水害に備えないといけないですね」

 

 「まあそんなところね」

 

 今年は台風で多くの家は壊れ、水害で農作物の収穫も少ないのです、仕事も少なく庶民は悪政に苦しんでいるのです。

 

 バラキはレビに実践をつまされて少しずつ実力をつけていくのだった。

挿絵(By みてみん)