9 使命

       9 使命

 皇御国にそのころ紙はなかった、太古はあったが今は文字しか残ってない、粘土・木の皮・葉っぱ・竹・木片などに書いていたのだ。

 

 国の行政は記録は大事なので、竹に書いていたが量が多く かさばるので大変だった。

 

 ラビの呪文や教文も竹や木片に書かれていて全部を文書化できていなかった。

 

 祈りの基本がわかったことで教文などを文書化しようと言うことになったが、かさばる物はダメだし動物の皮や布が かさばらないのだが、貴重品で数が集まらないし書きずらい。

 

 バラキたちは祈りの中にそのことを加え、日々試行錯誤していた。

 

 やがて草の茎を柔らかく砕いて縦横に並べ乾燥した紙ができた。

 

 紙が生産できるようになって国の記録も紙に代わり、経文も紙で作られるようになったのだった。

 

 紙で教文が広まり神様のことを民が認識するようになって、神の威光が強くなりバラキに神託が出た、「我が御霊を宿した部族が西のはてに12部族いる、探して我が納まりしこの皇御国に連れてくるように」

 

 バラキは聞く「だれがどのようにしていけばよいのでしょう」「バラキはレビと結婚して仲間を集め 船を作っていけ、他部族にも神託を下したのでなんとかなるだろう」

 

 バラキが驚き「え~~~~~結婚するの????」

 

 バラキに神託を聞いたレビは・・・結婚に躊躇するバラキに

 「不満なの(# ゜Д゜)」「そんなわけありません」

 

 バラキ13歳で結婚し王族になり、レビといっしょに仲間を探し 準備を始めることになってしまった。

 

 バラキは不運な男である・・・

能力もない、ただ占うだけで他に何もできない、つい 嫁に頼り切ってしまう。

 

 レビたちが王様に話を通し優秀な人材を探す、船も作り始め武器や物資もどうゆう物を持っていくか検討する。

 

 バラキは思う俺は運気がないし能力もない占いしかできないだからレビと相性の良い 二八五の土星生まれを中心に全ての星の生まれを連れて行って彼らに活躍してもらおう。

 

 そこで国とレビが選んだ人材からバラキが占いで人を選ぶことになった、バラキは思う土星生まれは凶方位の影響を受けにくいぞ彼らを船長にして遠征隊の代表にすれば凶方位の影響を受けにくいのでは、他の対策も必要かも長時間 長距離移動の悪影響は受けたくない、土星に生気なのは金星か土星の部下には金星が多くほしいな他は少なくてもいいだろう。

 

 バラキ16歳までに皇御国の西のはてにつき、仲間も集め18歳までに大陸の西のはて中東につく予定