7神々の皇御国

      7神々の皇御国

 神を認識させ神の思いを実現させるために、神は生き物を作った。

 

 太陽系で一度失敗し、2度目が地球だったようだ。

 

 生命が十分に育ち神が宿れそうな大サルも生まれ、銀河の中心から神が流星に乗って地球に来た。

 

 神の影響で大サルは角が生え鬼になり、神が宿った女の巨大鬼が1代で、地球をムーとレムリアとアトランティスに分けて支配し、高度文明を作り上げ300年ぐらい生きて白山に静まった。 

 

 鬼の子たちも晩年はその山のあるこの地で過ごし、高い山に静まるようになり、この地は実力のある鬼の王たちの墓になった、それが皇御国なのだ。

 

 ある時7つの流星が地球に落ち鬼族は滅んだ、生き残った鬼も環境が変わり体を維持できず、数代で小さくなって現在の人になってしまったのだ。

 

 その時に海ができムーとレムリアとアトランティスは海の底に沈み、皇御国は島になり皇御国を流星が削って月になったのだ、皇御国の海にはその時作られた深い海溝があり月には皇御国の遺跡もあるのだ。 

 

 海ができる時に物凄い洪水がありみんな高い山に逃げた、だから高いところに空飛ぶ船の港や町の遺跡があるのだ。

 

 神は生き物を増やすために海を作ろうとしていたが、アトランティスが神の意志に逆らって反乱を起こしたために、怒ってやりすぎて流星を落としすぎてしまったようだ。

 

  鬼が数を減らし退化して世界に散らばったため、神の御霊が薄れ弱くなり神の意志が反映されなくなってきた。

 

 そのため空飛ぶ船もあった高度文明がなくなり、鉄も作れず石器時代に逆戻りし、弱肉強食の乱世になってしまった。

 

 皇御国の民は墓を守ってきた鬼の子孫と、世界中から集まってきた鬼の子孫であり神の墓もあるので、文明はなくなったが神の威光は強く皇御国は、自然豊かで食べ物も水も豊富な地で、島国なので回りから攻められることも少なかったが・・・

 

 皇御国でも神託に魔が入ったり、未知の軍勢が来たり、攻めてきた敵を破っても褒美が出せなかったりと問題も出てきた。

 

 皇御国では墓を守る大神官は神の直系で、スメラ家がやることになっている。

 

 王もスメラ家で優秀な人材や部族たちと娘や息子たちを結婚させることで家系を増やし役職をになっていた。

 

 ラビを大神官にしたことで神の威光が弱くなっていることがわかり、その対策を神に祈り国で考えていたのだった。

 

 そんな中で突然神官の才能のあるかも知れない者が現れると言う神託があり、バラキが弟子入りし修行を始めたのだ。

 

 バラキはこの問題を解決できるのだろうか?