なぜ停電起きたの

 なぜ今回の停電が起きたのか、の検証、構造の理解は進めていかねばならないだろう、発端は震源地近くの苫東厚真発電所(石炭を燃料とする火力発電所)の緊急停止だった。
 
 この発電所は道内最大の火力発電所で、地震発生時の需要量310万キロワットの半分以上の165万キロワットの供給をしていた。
 
 電気は貯めておくことができない、だから北電は常に使用電力量と発電量を一致させるように調整することで、電気の供給を安定させている。
 
 だが今回の地震で苫東厚真の発電所が緊急停止し、発電量が突然半分以下になったため、使用電力量と発電量のバランスが崩れた。
 
 素人考えでは、「他の発電所がフル回転して苫東厚真の発電量を補えばいい」と思うが、阿部さんはこう指摘する。
 
 「全需要の半分もの大電源が突然消失した場合、それを他の発電所の発電量で瞬時に補うことは物理的に不可能です」
 
 さらに電力使用量と発電量が一致しない時間が数秒以上続くと、発電機やタービンが壊れる可能性があるため、苫東厚真以外の3つの火力発電所も自動停止し、道内の発電所がすべて止まってしまった、というわけだ。
 
 下記の「北海道電力の発電・送配電設備」でわかるように、苫東厚真の発電量は最大165万キロワットで、他の発電所と比べてケタ違いに大きい。
 
北海道電力の発電・送配電設備
 
 今回の全域停電の理由を簡潔に言うなら、「発電を分散せずに、たった一つの発電所が全体の50パーセントを超える電力供給をしていたため、その発電所が停止したら、残りのすべての発電所も連鎖停電してしまった」ということになる。

貼り付け元  <https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57449>

 
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貼り付け元  <https://www.youtube.com/watch?v=hRMWq1qF_0g>

 
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貼り付け元  <http://windlens.com/>

 
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