豊洲市場は違法建築物

 「水産仲卸売場棟」では、約10mにわたる地面のひび割れや、マンホールからの地下水噴出など、"新築物件"としては到底考えられない問題が発覚、ウネウネと波打った地面や狭すぎるターレのスロープなど、様々な危険を報じてきた(10月19日号)。
 だが、仲卸業者を待っている危険はそれだけではない皮肉なことに、苦労して移動した2100台のターレや500台のフォークリフト豊洲市場内を走り回ることによって、さらなる大問題が発生する可能性があるのだ。
 豊洲市場に詳しい一級建築士の水谷和子氏が指摘する。
豊洲市場の床が劣化し、地面がさらにデコボコになる可能性があります、これは水産仲卸売場の1㎡あたりの床用積載荷重は700kgしかないからです。
市場のような建物の場合、1.5トンは積載荷重を見るのが一般的、700kgというのは極めて低い、こんな構造になっている理由は、土壌汚染対策の関係で、通常の基礎工事ができなかったからだと考えられます」
 床用積載荷重700kgに対し、荷物を積んだターレの重さは1トンを超える、豊洲市場を設計した日建設計は「ターレの重さは1㎡あたり570kgなので問題ない」と説明しているが……。
 「ターレフォークリフトが実際にどう使われているかなど、都や建設会社の担当者が市場の実状をわかっているのか心配です。
ターレは問題ない』としていますが、フォークリフトの場合は1㎡あたり770kg、荷重をオーバーしていますからね、もし今後何か問題が起きたとしても、『規定を守らなかったからだ』と、業者のせいにするかもしれません」(同前)
 ある日突然、市場の底が抜ける、なんてことにならなければいいが。
 ウネウネと波打った豊洲市場の地面、大量の荷物を積んだターレが走る
 場内のスロープについて業者は「狭すぎて事故が起きる」と危惧
 
「仲卸売場棟4階の床は、鉄筋が入ったコンクリートの構造体の上に防水剤と断熱材が敷かれ、表層部分に押さえのコンクリートが張られています。
今回割れたのは、表層のコンクリートであり、床の構造自体が大きく損傷することはありません、ただ同じように割れている箇所は他にも複数あり、ターレなどの走行に支障が出るので、13日に補修したところです」(中央卸売市場事業部施設課)

 床に断熱材?こんな工法ないニャー 鉄筋はいってないコンクリートの上フォークが走れば穴あくニャー
 
 開場からまだ1カ月しか経っていないのに、豊洲市場でまた問題発生だニャー
 建物内の床に亀裂が入り無数の穴が開いているのですワン
 陥没した穴も調べないで すぐ塞いだニャー隠蔽 人が死んでも良いのか?ニャー
 日刊ゲンダイ見るのですワン