GS減少
過疎地に移動GS、タンクローリーから給油実験
5/15(火)7:14配信
政府は、ガソリンを運搬するタンクローリーから自動車に直接給油する「移動式ガソリンスタンド(GS)」の実証実験を始める。
移動式GSは災害時のガソリン不足に対処するため導入を検討してきたが、過疎化が進む地方ではGSの閉鎖が相次いでおり、平時にも活用する。
移動式GSは、GSをつくるための土地の確保や地下タンクの設置などに費用がかからない上、移動販売のように特定の場所に行って給油できる、政府は販売事業者側にメリットが大きいとみている。
ガソリンは引火性が強いことから消防法で直接給油は原則禁止されている、ただ引火につながる静電気の発生を防ぐ装置やガソリン漏れを防ぐ専用金具などの開発が進んでおり、政府が災害時を想定して2017年度に行った事業では問題は生じなかった。
政府がガソリンタンクの使用年数を規制したため、スタンドは採算が取れず、廃業している。